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そよふく風に秋の予感。移ろいゆく季節の惠に感謝です。 動くことをやめぬ心があるから生きているともいえますが、心をコントロールすることは本当に難しいことですね。ヨガでは心は手や足と同じように道具とみなしそれをうまくつかうことを学んでいきます。フライパンなどキッチンの道具をうまくつかいこなせると料理の腕前もあがります。ヨガでも心という道具をつかいこなすことで自身をアップさせていくことができるのです。 静かに読書するのもたいへんよろしいものですが、心に向き合い瞑想するのも秋にはふさわしい形です。まっすぐに座り目を閉じてみても、心はなかなか動くことをやめません。しばらく座り続けると集中してはいるかんじですが、心は勝手に動き回ります。昔のこと、懐かしい思い出、友達の顔など、次々に浮かんでは消えていきます。 さあ、やがて思い出すものが少なくなり心が動かない気がします。しかし、そんな気がした瞬間、もはや心は何かをつかまえているのです。 わたしたちは、魂は不動、心を動くものとしてこの世に誕生した存在です。 いかに生きるかは、いかに心をコントロールするかということなのです。 暴れん坊の心に向き合い、見つめてみると秋の空気は一層深みを増すにちがいありません。 ヨガは決して、くねくねと体をひねったり伸ばしたりするだけの肉体コントロールではありません。それは心を見つめる1つの手段でしかありません。 ヨガの呼吸と秋の哀愁が混ざり合うと人生の切なさと喜びがやってきます。 だから、よいのでしょう。心ころころころがらせ、追いかけっことかくれんぼ。 吸って〜、吐いて〜。でかけましょう。 ヨガクラスに行く足取りが重くても、帰り道はすっからかんです。 ヨガチーフ 藤田京子 |
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